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知って得する豆知識

毎月1回、LPガスに関する様々な情報を更新しています。
皆様の業務のヒントとしてご活用下さい。
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消火器の点検について(12月)

LPガス容器を移動する場合、道路運送車両保安基準によって消火器を備えなければなりません。
今回、配送車等に積載しておりますABC消火器について考えてみましょう。

(1)消火器は法律上の点検規定があるか?
有ります。
(2)点検の周期は?
6ヶ月に1回です。
(3)点検項目は?
消防法による消火器の点検に準じます。
(4)消火器の耐用年数は?
耐用年数は明確に定められていません。専門事業者(消防設備士)が機能点検して異常なければ使用可能ですがメーカーではおおむね8年を経過したものは取り替えをすすめています。
(5)消火剤の詰め替えは?
詰め替え時期については機能点検により消火剤が不適と判断された場合、もしくは放射試験によって放射してしまった場合は詰め替えが必要です。

不明な点は、(社)日本消火器工業会及び消火器メーカーへお問い合わせ下さい。

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小型発電設備は電気事業法の適用をうけるか?(11月)

LPガス業界でも「発電設備」があります。最近、特に「燃料電池」など話題の機器 を設置した場合、苦手な電気関係はどうか?と言った質問が増えております。
平成17年3月10日に電気事業法施行規則の一部が改正され、出力10kW未満の燃料電池発電設備は一般電気工作物として扱われることになりました。(電気事業法施行規則第48条の4)

第48条の4には次のものがあります。
1)太陽電池発電設備であって出力20kW未満のもの
2)風力発電設備であって出力20kW未満のもの
3)水力発電設備であって出力10kW未満のもの(ダムを伴うものを除く)
4)内燃力を原動力とする火力発電であって出力10kW未満のもの
5)燃料電池発電設備(固体高分子型のものであって、最高使用圧力が0.1MPaのものに限る。)であって出力10kW未満のもの
※4)はいわゆるエコウイルが該当します。
 液石法だけの法適用でなく様々の法律の下、皆様方も一つ一つマスターして下さい。

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「貯蔵施設」と「貯蔵設備」の区別(10月)

「貯蔵施設」と「貯蔵設備」は以下のように異なりますので、間違えない ように注意してください。

「貯蔵施設」:販売事業者が安定供給を確保するための貯蔵する設備をいい、販売事業者は原則として、販売所ごとに3m2以上の貯蔵する設備を所有又は占有することが義務づけられています。

「貯蔵設備」:一般消費者等に供給するための貯蔵する設備をいいます。なお、「特定供給設備」ということばをよく使いますが、これは
(1) 貯蔵設備が容器又はバルク容器である場合、 貯蔵能力が3000kg以上のもの
(2) 貯蔵設備が貯槽又はバルク貯槽である場合、 貯蔵能力が1000kg以上のもの

特定供給設備を設置して液化石油ガスを供給しようとする者(販売事業者)は、設備の設置前に設備の所在地を管轄する都道府県知事の許可を受けなければなりません。

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COPに着目して下さい!(9月)

COP:アメリカでは警察官ですが、我々のエネルギー業界では最近話題になっており、「Coefficient of Performance」のことで「成績係数」と呼ばれております。
エアコンが作り出す熱および冷熱量の消費する電力量に対する割合のことです。
例えば、エアコンCOPは6.44と表示されておりますと、このエアコンは、消費する電力の6.44倍の熱・冷熱量を作り出すことを意味します。
COPが高いほど、省エネのエアコンということが出来ます。

ちなみに、省エネポイントは次の4項目です。
(1)夏は28℃、冬は20℃が設定目安です。
(2)エアコンのフィルターはこまめに月に1回程度掃除をして下さい。
(3)夏はレースのカーテンで日差しの調整、冬は厚手のカーテンで暖かくして下さい。
(4)室外機のまわりに物を置かないようにして下さい。

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高効率給湯器による省エネ対策(8月)

化石エネルギーによる環境汚染には、地球環境全体に影響を及ぼす環境汚染物質があることが分かっています。この地球環境問題は、世界全体で早急に解決しなければならない課題として、取り組みが始まっています。

LPガスは、環境負荷が相対的に小さく、クリーンエネルギーとして認知されており、給湯器等の高効率器具を採用すると、CO2を削減し省エネに寄与します。

4人家族が1年間で給湯に必要とする熱量を4,190Mcal(日本エネルギー経済研究所)と想定し、今、従来型給湯器(効率80%)と高効率給湯器(効率95%)を使用した場合を比較するとプロパンガス69kgが省エネとなり、約207kgのCO2の排出が軽減される。
これを杉の木で例えると約15本分に匹敵します。

【試算】

プロパンガス消費量
従来型:4,190,000kcal / 12,000kcal /0.8 = 436.5kg
高効率:4,190,000kcal / 12,000kcal/0.95= 367.5kg
省エネ量:436.5 - 367.5 = 69kg
CO2排出量の削減:69kg x 3-CO2 = 207kg-CO2
の木が1年間に吸収できるCO2は1本あたり14kg
207kg/14kg = 14.8本


【備考】
4,190,000kcal ≒ 17,514,000kJ
12,000kcal ≒ 50,000kJ
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家庭に設置してあると安心な備品“消火器”(7月)

最近、風水害や地震など気になることがあります。家庭にあると便利な商品や、あると安心な商品などを考えたことがありませんか?

あると安心な商品には、飲料水、食料品、燃料などがあげられますが、忘れてならない物に「消火器」があげられます。

消火器は、容器内に貯蔵された粉末系、水系又はガス系の消火剤を圧力により放射し、初期消火を行う器具で人が操作するものをいいます。

平成15年度の消防白書等のデータから、22.5%と75.3%の数字が出てき ました。初期消火器具などの使用状況で、消火器を用いた初期消火したケースが22.5%ありました。そして火災を早期発見して素早く消火器を使って初期消火をした場合、大事に至らず消火に成功したケースが75.3%にのぼりました。
消火器を用いて失敗した理由は「発見が遅れた」が大半であったとのことです。できるだけ、消火器は人のいる場所や目立つ場所に、まとめずに数多く設置した 方が良いと思います。皆様も設置位置を考えてみてください。

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LPガス自動車のすばらしい環境特性(6月)

最近地球環境問題がクローズアップされておりますが、LPガス自動車は排気ガスがクリーンであるだけでなく、エンジン音が静かで振動が少ないことから、世界各国で普及が進んでいます。

日本では、地球にやさしい低公害な実用車として高く評価され、約29万台が走っており、今後ますます普及が進んでいくものと期待されています。

特に環境問題に感心の強いヨーロッパでは、国の優遇政策等により普及が進んでいるようです。英国王室がご使用になる公用車は、バッキンガム宮殿にLPガススタンドが設けられたこともあって、すべてLPガス自動車だそうです。

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グリル水受け皿に水を入れ忘れたらどうなる?(5月)

LPガスのこんろ(ガステーブル)で魚を焼く場合の話です。
アジやサンマなどの魚を焼くと魚の脂(脂肪分)が水受け皿にたまります。皿の部分は高温になるので水を入れて火災になるのを防いでいます。

最近では、グリル皿に水を入れないで使える「水なしグリル」もあります。水なしグリルは、対流熱を利用した構造(加熱方式)により、受皿の温度は150℃にしか上がらず、1回の魚焼きに要するガス消費量も従来の約1/2となり、グリル受皿に入れる水、グリル洗浄に使う水が節約でき省資源化になります。
水なしグリルの場合でも受皿に脂がたまるので使用後はお手入れをしてください。

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事故の定義等(4月)

平成16年の事故件数は105件(前年120件)と昨年よりは減少しましたが、まだまだ多いようです。今回は事故の定義等について解説します。

1.LPガス事故とは
(1)漏えい: 漏えいしたLPガスが引火に至らず、また、中毒・酸欠等による人的被害のなかったもの。但し、軽微な漏えいは除く。
(2)漏えい爆発:漏れたLPガスに引火し、爆発又は火災に至ったもの。
(3)火災: LPガス燃焼器具の過熱、故障等を原因としLPガスの漏えいが無い状態で火災に至ったもので、火災後の漏えい又は漏えい爆発の有無は問わない。なお、コンロ、グリル等の炎が周囲に燃え移ったことによる火災を除く。
(4)中毒・酸欠:不完全燃焼又は漏えいにより、中毒又は酸欠の人的被害のあったもの。

2.事故の分類:事故が発生したときのその内容により次の通り分類される。
(1)A級事故:次の各号の一に該当するもの。
a.死者5名以上のもの。
b.死者及び重傷者10名以上であって、a以外のもの。
c.死者及び負傷者(軽傷者を含む)30名以上のものであって、a及びb以外のもの
d.人身被害のあるものにあって、aからcと同等以上の被害が認められるもの
e.甚大な物的被害(直接被害総額約2億円以上)を生じたもの。
f.その発生形態、災害の影響程度、被害の態様(第三者が多数含まれている場合等)、テレビ、新聞等の取り扱い等により社会的影響が著しく 大きいものと認められるもの。
(2)B級事故:A級事故以外で次の各号の一に該当するもの。
a.死者1名以上4名以下。
b.重傷者2名以上9名以下のものであって、a以外のもの。
c.負傷者6名以上29名以下のものであって、b以外のもの。
d.人身被害のあるものにあって、aからcと同等以上の被害が認められるもの
e.多大な物的被害(直接被害総額約1億円以上2億円未満)を生じたもの
f.その発生形態、災害の影響程度、被害の態様、テレビ、新聞等の取り 扱い等により社会的影響が大きいものと認められるもの。
(3)C級事故
A級事故及びB級事故以外の事故。
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バロメーターとは気圧を測る?(3月)

barometerとは気圧計のことです。
気圧計の数字で天候を推量できることから、指標や変化の兆候といった意味に転用され、「……のバロメーター」といった使われ方をされるようになりました。

もっともその指標が毎回正確かどうかは、天気予報と同様わかりませんが。
一方、皆様が使用されるマノメーターは、正確に圧力を測定することができます。

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5号湯沸器を室内で燃焼させるとCOの発生は?(2月)

プロパンガスを完全燃焼させるためには、約24倍の理論空気量が必要です。空気量が不足すると不完全燃焼が起こり、COが発生します。

例えば6畳間で5号湯沸器を換気扇を廻さないで使用したときを試算すると、室内酸素濃度が18%以下に下がれば急激にCO濃度が上昇します。

この間の時間は約15分です。
さらに継続して使用し続けるとCO濃度は上昇していきます。

CO濃度150ppm:約26分
200ppm:約28分
試算前提条件
換気率:0.3(建物そのものの自然換気回数)、発生したCOは均一に拡散するものとする。
(注)換気率とは、1時間当たりに室内の空気が入れ替わる回数。

CO警報器は、50〜250ppmで第1警報(換気注意)を150〜550ppmで第2警報(鳴動)で知らせます。
いかに給・排気が重要であるかお判りいただけたでしょうか。

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ABCは話せるが、泡を食って火が消せない!(1月)

LPガス販売事業者さんで、ガソリンスタンドや灯油の販売を兼業されている方々が全国には大勢いらっしゃることと思います。

LPガスを取り扱う場合、火災予防の消火器としてABC粉末消火器が一般的です。
普通火災のA(能力単位があり)4以上、油火災のB(能力単位があり)10以上の消火器15型以上が必要です。(Cは電気火災で能力単位はありません)
一方、ガソリンなどの石油製品では、粉末消火器でなく泡消火器が消火 設備として一般的に設置されております。
火事で、あわてて泡消火器を使用してもLPガス火災には効果が発揮できません。
消火器の種類には、他に二酸化炭素やハロゲン化物、リン酸塩類、炭酸水素塩類など多種類あります。

消火器の設置基準は、
(1)貯蔵施設の床面積50m2当たり1個(最少設置個数は2個)
(2)タンクローリ B−10以上2個以上
(3)トラック

1000kgを超える B−10以上2個以上
150〜1000kg B−10以上1個以上
150kg以下 B−3以上原則1個以上です。

なお、消火器の点検と検査の基準もあります。忘れないでください。
(1)外観上の点検は、6ヵ月ごとに実施し、消火器台帳に記載する。
(2)機能上の検査は、製造年から3年を経過したものにつきましては、6ヵ月ごとに実施する。
(3)定期的に詰替を実施する。

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The High Pressure Gas Safety Institute of Japan